以前もこのブログに書いたのですが、今年もあっという間に桜が満開ですね。
ソメイヨシノというのは接木でのみ増え、全ての木で全く同じDNAが受け継がれているので、ある気象条件になると全ての木が一斉に開花するのだそうです。
お花見に行きたいところですが、どうしても、密になってしまいますよね。そういう時はご自宅のベランダで花見はいかがでしょう？ 小さな盆栽で見事に花をつける桜があることを今年は知りました。ちなみに当院のベランダは今こんな様子です。
ある方から頂いた物なのですが、私の予想をはるかに超える花の咲き方で、ビックリしました。ご自宅のベランダにこういった桜があれば、眺めながら、お茶を飲んだり、何か食べたりして楽しめそうですね。
とはいえ、この季節は天気も気温も変わりやすいですよね。昔から「花曇り」ですとか「花冷え」とか、今の季節を見事に表現した言葉があるくらいです。
こういった時は体調も崩しやすいので皆様くれぐれもお気をつけください。
時々このブログでも書かせていただいているように、「適応障害」と「うつ病（躁うつ病も含めて）」とは誘因が違います。うつ病（や躁うつ病）は、発症のきっかけがよくわからないこともあるのですが、結構あるのが季節の変化とか体調の変化です。脳の病気なので、そういった、物理的あるいは身体的な変化が病状に影響するのでしょうね。
ところで当院の待合室は今、ベランダの桜のおかげもあって、春めいた明るい雰囲気があると思うのですが、そう見える要因が実はもう一つあります。お気づきになられない方も多いとおもうのですが、先日、カーペットとブラインドを新しい物と交換しました。
コロナ対策の一環として、抗ウイルス効果の認められているものに変えたのです。皆様には、これまでにも増して安心して過ごしていただけると思います。
