今できること3
昨日は、ベランダ園芸のことを書きましたが、園芸以外にも、結構いろいろとやることはある、ということをご紹介するために、私(三宅)のある休日について書きたいと思います。
まずは愛犬の散歩ですね。朝早く、まだあまり人がいない頃にでかけます。
この公園が良いのは、ドングリがいっぱい落ちていることです。昔、私が子供の頃は、ドングリなど、どこにでもあり、それで遊んでいたものですが、今気づくと、あまり身の回りでドングリを見ることがないですよね。
こんな具合です。
いっぱい持ち帰りました。さすがに私の家には小さな子供がいるわけではないので、別の大人の遊びをしようと思ったのです。
とはいえ、家に帰るとまずやることがあって…
東京の外れのほうにある我が家では、駐車スペースの脇に本当に小さな(小ささは金魚と比べてもらうと分かると思います!)水溜りを作っています。
そこに毎年春になると、まるで町中のカエルが集まったかのように押し合いへし合いして、産卵をするのです。
その世話もしないと、あっというまに卵のうちに全滅してしまってたいへんなので、きちんとお世話します。
それからやっとドングリに手をつけました。煮てみようと思うのですよね。もちろん食べるわけではありません。陶器に「古色をつけよう」と思うのです。
これは最近買い求めた茶碗です。パッと見ると、薄汚れた古ぼけた茶碗ですよね。なんだか釉薬のひび割れの中が茶渋で染まっているように見えるし…。
しかし、その茶渋の模様が実は良いんですよね。なんだか100年も前の骨董品に見えてきませんか? こういう茶渋みたいな模様をつけることを「古色をつける」というのですが、それをするためには、ドングリの煮汁が1番良い、と教わったのです。早速、他の愛用の器にやってみようと思います。
ということで、おじさんの「遊びのタネ」ってそこら中にありますね、と言いたかったのです。
とはいえ、もちろん本業のほうも頑張ります! 当院にいらしている学者の方が、「今は論文の原稿が進んで仕方がない」とおっしゃっていました。確かにこういう外出制限がかかっている時期は、これまで先延ばしにしていた仕事に手をつける良いチャンスですよね!
私もやらなくてはならなかったe-ラーニングをやり、出さねばならないレポートをしあげ(医者にもそんなものがあるのです)、それから書きたかった論文を書き上げようと思っています。
今の時期は、あたかも、先ほどのカエルの卵がジッと水の中でオタマジャクシになる日を待つように、ジッとして、ジックリと着実に力を蓄えていくべき時期なのかもしれませんね。