建築学会の雑誌に文章を載せていただきました!

建築学会の雑誌に文章を載せていただきました!

建築学会の雑誌に文章を載せていただきました!

本業とは関係がないのですが、私は建築に興味を持っておりまして、この度、建築学会の雑誌に文章を載せていただきました!

こう書くと自慢になってしまってはなはだ恐縮なのですが……。

しかし、どなたでもそうだと思いますが、自分の専門領域のことを、専門でない方にお話すると、たいていの場合、ちょっとしたことでも、とても喜ばれますよね。私の文章も、そういった意味で興味を持っていただいただけのことだと思います。

私が今回雑誌に書かせていただいた内容は、「発達障害の方にとって好ましいオフィス空間というのはどういうものか」という内容です。

この病気の方は、日常生活において、様々なお困りのことがあると思います。
薬物療法には、ある程度の効果はありますが、実際のところは、生活の中で具体的な工夫をして生活しやすくすることが、最も有効な対処法でしょう。
その工夫の1つに、生活する空間に対する対処があります。文章の中でも書いたのですが、発達障害の方には、好ましい空間というものがあるのです。
オフイス空間を自分勝手に変えることは不可能ですが、病気に配慮した空間にしてもらえるよう会社と相談することには意味があるかもしれません。

具体的に好もしい空間とはどういうものかということについては、来院の際に雑誌を見ていただくこととして、ここでは別の機会で使ったスライドをあげておきます。
イラストは、小学校などでなされている工夫と、発達障害の方に理想とされるパーテーションで囲われたオフィスが描かれています。
右上は少し分かりづらいのですが、ヘッドホンやイヤホン、耳栓などをしながら勤務すると能率が上がる、ということを示したイラストです。何かの参考にしていただけると幸いです